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NPOおばあちゃんの知恵袋の会は我が国に伝わる健康の知恵や暮らしの知恵を、次世代へと伝えていく特定非営利活動法人です。

TEL. 0977-72-6004

〒879-1505大分県速見郡日出町
川崎1612番地1

あなたがおしえてくれた暮らしの知恵

もらう・あげる

「もらう・あげる」
昔ほど、儀礼的に物をあげたり、
もらったりすることがなくなりました。
そのかわりに、軽くプレゼントなどを贈り合うことが
増えたようです。 そうしたさいの心配りや儀礼について、
「NPOおばあちゃんの知恵袋の会」事務局スタッフや、
投稿者の方々の声を集めてみました。

もらう  〜おばちゃんの知恵袋編集部

・選べること
  最近、お年玉年賀はがきの賞品でも、結婚式の引き出物でも、いくつかのものから選べることが増えました。ものがあふれる時代に、もらって嬉しいものも多様化したのでしょうか。昔のように、結婚式の絵皿など、押入に入ったままになるのも悲しいです。

・早すぎるお返し
  みなさんの意見で、こういう考えが多いのには驚きました。「何かを人にあげたとき、あげた人から、間髪を入れずお返しがくることがあります。そういうとき、『あげた物が気に入らなかったのかな』と、思ってしまいます。お返しは『便宜的』にならないほうがいいです」と。 つまり、相手には「贈答品」を喜んでもらうだけでいい、というのです。むずかしい問題ですね。お返しの「間」がむずかしいようです。

・おすそ分け
  今のように近所づきあいが減ると、「おすそ分け」がなくなりつつあります。昔は到来物(もらい物)があったとき、「ほんのおすそ分けです」といって、近所に配ることがよくありました。

・多量の野菜や果物
  田舎のほうから、多量の野菜や果物が送られることがあります。まわりの人と分けても、食べきれないのです。嬉しいのですが、けっこう困るんですね。送るほうは、たいてい産地なので、多量なのは当たり前ですが、相手の家族の人数なども配慮したいです。


もらう  〜みなさんから頂いた知恵・ご意見をご紹介 ▲
●人形や刺繍
  郷土人形や趣味性が強いインテリアはもらって困ります。人形をもらったことがありましたが、飾ったあと、捨てるに捨てられず困りました。額入りの刺繍をもらったときも、三ヶ月飾ってついに返しました。(山形県・A)

●ナマモノのもらい物は困る
  こだわり卵を50個いただきました。冷蔵庫にしまいきれずに困りました。ケチなので人にあげることもできません。とほほ(埼玉県・H.I)

●自分の生活を他人に伝える
  うちは『合成洗剤』を使いません。だから、よそから合成洗剤の詰め合わせセットをもらったときは困ります。ビールなどもあるメーカーしか飲みません。アレルギーがあるんです。自分の生活、たとえば、エコロジストだとか、ベジタリアンだとか、それとなく、まわりの人にわかってもらえるといいですね。(大阪府・Y)

●私の好みを見ていてくれたこと
  自分では買わないようなものをいただいた時嬉しいですね。自分の好みのものをいただいた時、相手が「私の好みをよく見ていてくれたこと」にも感謝してうれしさが倍増します。人にものをあげるときも、相手の好みをふだんから知っておくことが大事ですね。(東京都・Y )

●ギブアンドテイク
  叔母の家のお嫁さんは、いわゆる「ギブアンドテイク」の考え方のある人です。「あげたらもらう」なんですよ。何かほしいときは、プレゼントを持って、やって来るのです。彼女から物をもらう時、いやな思いがします。(東京都・Y)

●いただくことは基本的には好きですが…
  いただくものは、なんでもうれしいのです。ですが困ることは、「好きじゃないもの」をいただいたときです。でも「いただくこと自体がうれしい」ので、その「うれしさ」を表現してしまうんです。でも、それをすると、また次にも、同じものをくださるのです。なんとか、相手の気持ちをそこなうことなく、「それは好きではない」と、伝える事ができないものか…悩んでいます。(東京都・K)


あげる  〜おばあちゃんの知恵袋編集部 ▲

・虚礼廃止
  近年、儀礼的なお歳暮、お中元をしないようにしている人が増えているようです。逆に、クリスマス、母の日、バレンタインデーなどに贈り物をすることは定着しています。つまり、会社の上司や取引先などへの虚礼は減り、家族、恋人などへのプレゼントは増えているようです。要は親密度ではないかと思います。親密でない上司に贈ることは『虚礼』、バレンタインの義理チョコもやはり『虚礼』なのかもしれません。 

・してあげること
  孫がおばあちゃんの肩をたたいて(「肩たたき券」とか作りましたよね)あげる、また、インターネットの設定をしてあげたり、ケイタイの着メロをダウンロードしてあげたり…。『だれかのために、なにかをしてあげる』というのも一種の『贈答』です。『もの』を『行為』に置き換えて考えることもできるわけですね。。

・相手の身になって、という難しさ
  相手がもらって嬉しいもの。これを贈るのはむずかしいです。いろいろ考えても浮かばないなら、「儀礼的にならない」「自分がもらったとき、うれしい」という観点で選んでもいいのではないでしょうか。

・お手紙を添えて
  これは多かった意見です。とかく忘れがちですが、できるだけ実行したいです。何かひとこと添えてあると嬉しいものですよね。「心のこもったメッセージ」を添えましょう。

・慎しみ深い言葉
「つまらない物ですが…」という言葉はいい表現ですね。つまり「ふだん、あなたに受けているご恩に報いるような品物はありません。どんなものを差し上げても『つまらない物』になってしまいます」という謙そんの気持ちですね。これを誤解する人がいます。「つまらないものなら止せ」とは冗談にもなりません。「お心ばかりの品です」とか、「ほんのお印です」と、いうのもいい言葉です。


あげる  〜みなさんから頂いた知恵・ご意見をご紹介 ▲
●地元の銘菓
  大阪の土産で、決まった店のカステラを持っていきます。玉子味のするふわふわのカステラです。関東には売ってないようですが、これを持っていって、『おいしくないわ』っていわれたことはありません。地元の銘菓はお土産にいいですね。(大阪府・Y)

●「安否」を知らせる意味
  お中元やお歳暮は、「なんとか、元気でやっています」という意味で田舎に贈ります。安否情報ですね。(山形県・A)

●「ありきたりのもの」でも
  お歳暮やお中元は、できるだけ相手が必要な物を選びます。先方が必ず使う商品を贈ると喜ばれるようです。たとえば、いつ、どこからは「植物油が届く」と決まっていれば、あてにもされます。「石鹸やサラダ油がありきたりすぎてだめ」ということはありません。もちろん先方の好き嫌いをチェックして贈ります。(東京都・Y)

●手作りのもの
  手作りのもの(ケーキなど)は、仲がよい人にしか贈りません。相手の好みを把握して、贈るよう心がけてますが難しいですね。といいつつも、なんでもあげてしまうのですが…。手作りの食べ物は、あまり良く知らない人にはさしあげるのももらうのも気がひけます。(東京都・I.R)

●あとに残るものはあげない
  あとに残るものは プレゼントしません。ただ、記念として、理由のあるものは別です。また、ゴミ処理に困るもの(分別がややこしいもの)はプレゼントしません。(兵庫県・Y)

「お返し」「お礼状」  〜〜おばあちゃんの知恵袋編集部 ▲
・送り状をとっておく
  届いた荷物についている送り状をはがしてとっておくと、お礼状を書くのに便利です。相手の住所や電話番号を調べるのはおっくうなものです。カバンの中にいつもハガキを数枚用意しておくのも便利です。

・お礼用の小物を買っておく
  昔はよく、お礼用の小物としてチョコやタバコなどを買っておいたものです。また、半紙、ハガキ、海苔などもお礼のために活用しました。お使いの人などにあげたものです。

・お礼三日
「お礼三日」ということわざがあります。「お礼は三日以内にしろ」という意味です。贈り主が「まだ、届いてないのかな」と心配になる前にすぐに「届きました」と電話を1本すれば、相手も安心します。こんな利点もあります。本をもらったお礼で三日ぐらい後なら、「まだ、読んでいませんが」と言えますが、ひと月後だと、言いにくいものです。とにかく、お礼やお礼状、お返しは、タイミングを逃すとどんどん大変になっていくので、早めにするよう心がけましょう。

・メッセージ
  あげる時と同じように、お返しをする時はたとえ一筆でもメッセージを付けるようにしましょう。お祝いのお返しなら、なおさらです。

・差出人の住所を
  手紙や荷物などに名前しか書かない人がいます。必ず、住所、できたら電話番号なども書いてほしいです。


「お返し」「お礼状」  〜みなさんから頂いた知恵・ご意見をご紹介 ▲
●旅だより
  旅先で、美味しい物や相手の好きそうなものを見つけたとき、旅だよりといっしょに贈ります。かつてもらい物をしたときのお礼も込めて、という意味もあります。その土地のレターセットを使うのもいいですね。(山形県・A)

●さりげないお返し
  最近の人は、お返しがうまくなったなあ、と思います。昔は、日本人の悪い癖でちょっと意識しすぎて、もらったものが高そうだから…、と、釣り合いを考えたりしました。今の若い人たちが、気軽にものをあげたりするのは、いいことかもしれないわね。(大阪府・Y) 

●絵手紙のお礼状
  なにかもらい物をしたときに、絵手紙のお礼を送ります。言葉が少なくてすむし、心がこもっている感じもします。(埼玉県・H.I) 
●故人の知人
  故人しか知らない人からのいただき物は 大変困りました。お礼、お礼状、お返しをどうしたらよいかわからないのです。「ご存命中はたいへんお世話になりました」ぐらいではわかりません。具体的に書いてもらいたいですね。(東京都・Y)

●まず、お礼の電話
  なにかをいただいたときは、できるだけ忘れないうちにお礼を言うようにしています、お便りが、いちばんいいと思うのですが、筆不精なので、めんどくさくなります。そんな恐れのあるときには、忘れないうちに、電話をかけます。でも、忘れちゃって失礼をする事もあって、まずいとの思いも多々あります。(東京都・K)









バナースペース



おばあちゃんの知恵を語ります。

 藤村俊二
 第1回 藤村俊二さん 

 橘家円蔵師匠
 第2回 橘家円蔵師匠

 松平直樹
第3回 松平直樹さん

 おばあちゃんの知恵を語る-森山周一郎
第4回 森山周一郎さん

 おばあちゃんの知恵を語る−山本文郎
第5回 山本文郎さん

 村松英子
第6回 村松英子さん

 大空眞弓
第7回 大空眞弓さん

 おばあちゃんの知恵を語る-川又三智彦
第8回 川又三智彦さん

 おばあちゃんの知恵を語る-ペマ・ギャルポ
第9回 ペマ・ギャルポさん

 おばあちゃんの知恵を語る-細川佳代子
第10回 細川佳代子さん

 おばあちゃんの知恵を語る-坂上二郎
第11回 坂上二郎さん

 おばあちゃんの知恵を語る-北斗 晶
第12回 北斗 晶さん

 おばあちゃんの知恵を語る-車だん吉
第13回 車だん吉さん

 おばあちゃんの知恵を語る-矢追 純一
第14回 矢追 純一さん

 おばあちゃんの知恵を語る-及川眠子
第15回 及川眠子さん

 おばあちゃんの知恵を語る-船井幸雄
第16回 船井幸雄さん

 おばあちゃんの知恵を語る-庄野真代
第17回 庄野真代さん