煮物ゼミナールだよ〜!
■味がしみこむ
タオル保温鍋
↓
煮物の味は、
火で煮続けるよりも、
保温するほうが
よくしみこみます。
煮汁が沸騰したら、
5〜10分ほど弱火で
煮て火を止め、
バスタオルで
鍋を包んで約20分間
放置しましょう。
塩分や糖分、アミノ酸は
冷める過程で具材に
浸透するので、
煮物がおいしくなりますよ。
■大根の煮物は
米とゆでると甘くなる

大根はそのまま煮ると
苦みが生じることも。
お茶パックに茶さじ1の
米を入れて
一緒に煮込むと
米のでんぷんの作用で
アクと苦みがとれて
甘みがでます。
または調理前に、
米のとぎ汁で
ゆででおく方法も。
■かぼちゃを
煎茶で煮ると甘みが増す
水っぽかったり、
硬かったりするかぼちゃは、
出がらしの煎茶で煮ると
ほっくりした
煮上がりになります。
煎茶の香りや味は
残らないので心配ご無用。
また水っぽいかぼちゃは
砂糖をまぶして
ひと晩おくと
おいしくなります。
■味付けの順番は
さしすせそ
昔の人が教える
調味料の順番は
さ 砂糖
し 塩
す 酢
せ 醤油
そ 味噌
酒やみりんは
上記の5つよりも
先に入れます。
■梅干しを入れて
煮くずれ防止
煮くずれが気になる、
肉じゃがなどの料理には、
梅干しを入れましょう。
梅干しのクエン酸が、
野菜に含まれる
ペクチンをゼリー化して、
煮くずれしにくくなります。
■煮豆の下茹でには
魔法瓶を使う

魔法瓶に
豆と熱湯を入れたまま
ひと晩おくと、
豆がある程度
柔らかくなっています。
あとは好みの味と
固さにゆでるだけ。
手間と光熱費の
節約になります。