1月から2月にかけての極寒の季節は、体の冷えや痛みに悩む人が。こうした冷えや冷えからくる痛みの特効薬とされてきたのが「びわ葉」で沸かすお風呂です。
寒い時期にびわの葉の成分が濃厚となるため、体が悩むまさにその時期の葉を採集してお風呂を沸かしましょう。びわの葉には疲労回復のビタミンB1をはじめビタミンCやポリフェノールなど、冷えや痛みを緩和する成分が充実しています。
お風呂の沸かし方は簡単です。15枚ほどの生葉を採集したらゴミやほこりを水洗いして、3センチ大に刻みます。この葉を洗濯ネットや布袋に詰めて浴槽へ入れます。注意したいのはお風呂を水の状態から沸かすこと。追い炊きができない浴槽の場合は、煎じた液を使います。びわ葉と2リットルの水を鍋に入れたら沸騰させたあと5分間煎じます。その煎汁をお風呂のお湯の中にあければOK。体が芯からあたたまるびわ葉の風呂の完成です。
びわ葉の色素は大変強いため、二日三日とそのままにしておくと、ステンレス以外の浴槽では色がついてしまうことも。びわ葉の風呂を沸かした後は、必ず栓を抜いて湯船を洗って下さいね。