■片頭痛とは
片頭痛は20代から40代女性にかけて起こりやすい症状で、発症は女性ホルモンによるものともいわれています。血管が拡張して脳神経の三叉神経が刺激されて、ズキズキした痛みと拍動を伴います。痛みは主にこめかみから目のあたりにかけて。突然これが起こると、それが数時間から数日間続くことも。
頭の片側に現れることが多く、それが名前の由来になっているそうですが、両側が痛むこともあります。痛みが起こっている最中は、音や光、嗅覚などが鋭敏になるという傾向があります。
■片頭痛を誘発する食品と
改善する食品について。
・片頭痛を起こす食品
片頭痛の原因となりやすいものは、赤ワインやチーズ、チョコレートなど、アミンという片頭痛誘発物質を
含んでいる食品です。片頭痛の悩みを抱えられている方は、これらの摂取に注意しましょうね。
・片頭痛の改善には
マグネシウムを豊富に含む
大豆製品をとりましょう。
マグネシウムには、神経の働きを安定化させる作用が。
それにはマグネシウムを多く含む、大豆食品をとりましょう。納豆や豆腐がおすすめ。このほか黒豆、ひじき、玄米、わかめ、セロリにも、豊富に含まれていますよ。
■冷やす、そして動かない
片頭痛は血管拡張によるものですから、冷やすことで拡張した血管が収縮して痛みが改善されることも。拍動するこめかみ部分を冷却グッズや氷などで冷やしてみましょう。また体を動かすと、痛みが増幅する恐れが。体を動かすことを控えて安静にし、できればカーテンなどを閉めて光を外の光をさえぎり、音やにおいの刺激を避けましょう。
■コーヒーも効き目が
カフェインには拡張した血管を収縮させる働きがあります。コーヒー、紅茶、緑茶など、カフェイン含有飲料で痛みが緩和されることもあります。