子供に大人気のキャラ弁。飾り付けには様々な食材を使いますが、ついつい素手で作業してしまうことも多いですね。しかし、実は健康な人のおよそ3割が食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌を保有しているそうです。
子供を食中毒から守るためにも、お弁当を作る際には手をしっかり洗うことを基本にしましょう。さらに使い捨てのビニール手袋を着用すれば、万一手に傷がある場合も、傷口から菌が広がることを防止できますよ。飾り付けの際はピンセットを活用すれば、食中毒のリスクを効果的に減らすことが可能です。
海苔でキャラクターの顔を作ると子供は喜びますが、実は海苔を乗せたご飯は蒸れやすく、腐敗の原因になりやすいのです。海苔で顔や飾りを作る作業は前の晩ではなく、必ず当日の朝に。また熱が残ったままお弁当にふたをしてしまっても、中で蒸気がこもって蒸れてしまい、菌が繁殖することに。ふたを閉めるのは中身が十分に冷めてからにしましょう。
こうした小さな工夫を心掛けるだけで、お子さんが食中毒になるリスクをぐっと下げられます。安心してキャラ弁を楽しむために、ぜひこれらのポイントを意識してくださいね。