免疫低下が原因で感染などが心配な方はいらっしゃいませんか?体調管理の基本は食事ですが、実は感染症にかかりにくい体質に変えるといわれている食事法があります。それは古代の中国思想の「五行説」をもとに考案された食事法です。料理に使う食材を栄養面から選ぶのではなく、赤・白・黄・緑・黒と、見た目の5つの色から選ぶというやりかたです。
赤は肉、赤身の魚、ニンジンなどの赤色野菜。
白は白米やうどん、パスタなどの麺類、豆腐。
黄は納豆や大豆食品、かんきつ類の果物。
緑は小松菜やほうれんそうなどの緑黄色野菜。
黒は黒ゴマやワカメなどの海藻類、キノコ類。
とこんな風に、料理に使う食材を色によって選びます。あれこれ難しく頭では考えず、見た目の色の食材を、食事ごとに5色そろえて食べるのです。栄養面ではなく、見た目の色で食材を選ぶというと、なんだか大丈夫かなあ、と思ってしまいますが、これは健康指導のコンサルなどにも入っている食事法だとか。
頭で栄養を考えるよりも、色でさっさっと選ぶ方が手軽だし、そうすることで結果的に多面的に栄養をカバーできて、栄養のバランスがとれてしまうということだそうです。感染を気にしすぎて、毎回の料理の栄養について頭を痛めているのなら、いちど試してみてもいいかもしれません