地震や水害などの非常時で、まず確保したいのが飲み水ですね。ガス水道といったインフラが回復しても、水道が復旧せずに水が入手できなかったら、快適な生活が難しくなります。そうした状況では、お米を炊くのにも節水が必要です。そこで節水しながらおいしいご飯を炊く技をご紹介します。百均でも販売している耐熱性ポリ袋の中に、お米1合を入れて1カップの水を注ぎましょう(ひとり分)。30分程度水につけておきます。次に鍋底に皿を敷いた状態でお湯を沸かします。このときおかずにするレトルトのカレーやシチューなどを一緒に温めておけば一石二鳥です。お湯が沸騰したら米入りポリ袋を鍋の皿の上にのせて弱火で25分加熱。ガスコンロが使えないときはテーブルコンロを使えば便利です。時間が経ったらポリ袋を鍋から出してそのまま10分蒸らせばご飯の出来上がり。使った水は次回の調理に使用します。なお食器などはラップをかけて用いれば、食器を洗う水が節約になりますよ。