家電やパソコンの掃除の仕方
■各種家電のお掃除の仕方
－目次－
１テレビやパソコンのディスプレイ
２パソコンのプラスチックの部分の汚れ
３固定電話機やプリンター
４精密なオーディオ機器
５照明器具
６アイロンのスチームの出が良くない
７洗濯機のステンレス槽
１テレビやパソコンのディスプレイ
テレビやパソコンのディスプレイ画面のたまったほこりは、古ストッキングで拭えば、発生した静電気が画面をきれいに。水雑巾で拭うと水の跡が残りますのでＮＧです。掃除機や掃除機の蛇腹やコード掃除もできますよ。画面をきれいにした後はバケツ一杯の水に柔軟仕上げ剤を４～５滴入れ、雑巾を浸して固く絞って画面を拭くと、柔軟仕上げ剤には静電気予防効果があるので、ホコリ防止になります。ストッキングを使わない場合は乾いた布か、化学雑巾でふきとります。ガラス用クリーナーは、静電気防止のコーティングまで落とすので使わない方が賢明です。またテレビの裏側を掃除するときは、電源プラグをコンセントから抜き、掃除機の隙間ノズルを使って吸い込みます。細かいところは科学モップで。リモコンは手垢がついているので消毒用エタノールを布にしみこませてふきます。細かいところは綿棒で。
２パソコンのプラスチックの部分の汚れ
ベンジンやシンナーなどの化学薬品は、パソコンの変色や変形の原因に。布でふく場合はからぶきが原則ですが、目立つ汚れは水につけて固く絞った雑巾で拭きとります。キーボードの奥に入り込んだホコリは、さかさにしてごみを落とし、綿棒でふくか、柔らかいブラシでかき出して、掃除機で吸い取りましょう。また手垢で汚れたキーボードやマウスは、薄めた中性洗剤にひたして、固く絞った布でふき、後にからぶきをしても可。パソコンのプラスチックの部分の汚れは、消しゴムで軽くこすって汚れをとります。
３固定電話機やプリンター
固定電話機やプリンターは全体をからぶきし、細かい部分は綿棒や筆を使ってホコリをとります。受話器の部分は、布に消毒用エタノールを含ませて拭きます。化粧水を含ませたコットンで全体を拭き、からぶきで仕上げてもよいです。
4精密なオーディオ機器
精密なオーディオ機器の本体には、眼鏡ふきを使えばたまったほこりをスッキリできます。細かくて掃除がしにくいツマミやボタンは、綿棒でやさしく拭いてください。
5照明器具
照明器具を外し、新聞紙の上に置きます。ゴム手袋の上に水で絞った軍手をはめてシェードを拭き、次に乾いた軍手に取り換えてから拭きます。ついでに電球もこれでからぶきします。汚れがひどい時は、台所用の中性洗剤をうすめた液を軍手につけて拭いてから、ついで水拭きをしたあとにからぶきをします。金属の部分はからぶきだけにすること。
・カサは酢水で
ホコリやゴミがついたカサは酢水で拭きます。水拭きでは取れにくかった汚れがスッキリしますよ。洗面器に半分の量の水に20㏄の酢を入れて酢水を作りましょう。雑巾は固く絞り、電球に水分がつかないようにしてください。
・洗剤での湿布の方法も
照明器具は空気中のほこりが皮脂汚れなどと一緒になって、こびりついてしまっています。水拭き程度では落ちない汚れも多いもの。こういう場合は、キッチンペーパーを照明器具のカサに置いて、上から照明器具の材質に適した住宅用洗剤をスプレーしましょう。そのまましばらく放置。そのあとペーパーや乾いた布で洗剤を拭き取れば、スッキリ汚れが落ちています。その際、電球や蛍光灯を外してから、洗剤を含ませたキッチンペーパーで吹きあげると、照明のまぶしさが違いますよ。
・複雑な作りのカサは酵素系漂白剤できれいにする
細かい凹凸がほどこされたプラスチックのカサは、酵素系漂白剤できれいにしましょう。大判のビニール袋に酵素系漂白剤を溶かした液を入れたら、カサを液の中にまるごとつけて袋の口をかたく縛ります。そのまま袋を残り湯をためたバスタブへ入れると、袋が水に浮いてゆらゆら、漂白液がカサにまんべんなくついて汚れをとします。漂白剤はこの場合、酸性と混ざると危険な塩素系はNG。酵素系漂白剤を使って下さい。
６アイロンのスチームの出が良くない
アイロンのスチームの出が良くない場合は水垢で穴が詰まっているためです。注水口に水を入れ、小さじ一杯の酢を加えて、加熱します。その後水だけを入れて再度加熱すると、きれいになります。綿棒や竹串、つまようじで穴をかき出せば、カルキ汚れもスッキリ落ちます。
７洗濯機のステンレス槽
洗濯機の内側のステンレス槽は、重曹か液体クレンザーをスポンジにつけて磨きます。柔軟剤を注ぐ所や、糸くずネットをセットするところも汚れやすいので、歯ブラシに重曹か中性洗剤をつけてこすってください。給水ホースを外し、ナットを外すとあらわれるフィルターにも細かいごみがたまっています。歯ブラシや爪楊枝を使って、ほこりやカビなどを
取り除きます。