柿にはビタミンCやポリフェノールなど、健康を向上させて免疫を強化する成分がたっぷり。「柿が赤くなると、医者が青くなる」と昔から言われているほどです。そんな柿で手づくりの天然酢を造ってみませんか?
作り方は簡単。熟した柿のヘタを取り除いたあと、まるごと容器に入れるだけです。
その際に注意することは、柿の皮についている酵母菌が発酵を促して酢に変えてくれるため、皮はむかず水洗いすること。あとは完全に水分を乾かしたら、保存瓶に柿をいれます。酢に発酵させるには空気が必要ですから、容器の口にはふたをしめず、布巾などをかぶせて落ちないように紐やゴムで留めておきます。保管は冷暗所で。
保管中、水分が出てきたら、時々ヘラで潰しながら、全体をよくかき混ぜます。
表面にできる白い膜は腐敗ではなく、産膜酵母。ヘラで混ぜ込んでOKです。
約3か月で酢に変化します。布でこせば完成です。
柿酢は血液をサラサラにするほか、免疫強化、高血圧予防、脳卒中予防、疲労回復など、健康効果は数え切れません。自家製の柿酢で医者いらずの体を目指しましょう。