昔からのどによいとされているキンカンですが、実際β-カロテンをはじめビタミンCやEといった、免疫力をあげて抗酸化作用のある成分が豊富です。柔らかい皮で渋みがないため、生で食べられるので昔から人気ですが、やはり定番は甘煮ですね。ところが塩で煮る塩煮も、甘煮に負けないほどの効果があります。しかも糖分を制限されていたり、ダイエット中の方にはもってこいののどのケアフードに。
●作り方
500gのキンカンを用意して、よく洗って鍋に入れます。次に水2カップと塩小さじ1を加えて、強火にかけて蓋をします。沸騰させたら蓋をとって中弱火に。このままキンカンの煮汁が蒸発するまでぐつぐつ煮詰めます。煮汁がなくなったら再び蓋をして蒸らしましょう。粗熱が取れたら、後は容器へ移せばOKです。
●使い方
のどの手当にもってこいですが、塩味がおいしいためご飯のおかずにも。またやお酒の肴にもあいますよ。