台所で出る廃棄物で、自然の風合いが楽しめる草木染めができますよ。好きな布地を染めてみませんか? 台所で手に入る染料は下記の通り。
コーヒーで染めた布地
紅茶の出がらし
ミルクティーを思わせるベージュ色に染めることができます。茶葉の種類により、色が異なる場合も。
コーヒーかす
淡いベージュから焦げ茶色まで、煮だす濃度により色の風合いのバラエティが楽しめます。
タマネギの皮
一番外側の薄皮を使って染めると、鮮やかな黄色に染めることが。
1用意するもの
・鍋(アルミ鍋は変色する恐れがあるため不可)
・布 木綿、麻、絹の布
・染料 出がらしの紅茶・コーヒー(布の重さの2倍分 を用意)
タマネギの皮の場合は布と同じ重量
・水 布の重量の20〜30倍
・塩 水カップ1に対して大さじ1の分量
2染め方
@布を洗う
染める布は事前に洗って、のりや汚れを落としておきましょう。
A染料を煮だす
用意した染料を水きりネットに入れてしっかり口を縛り、水を入れた鍋に入れます。沸騰させた後に、約20分ほど煮出します。
B布を煮る
鍋から染料を取り出します。先に洗った布を濡れたまま鍋に入れて、弱火で10分ほど煮ながら染めていきましょう。ムラがでないように、時々ひっくり返します。
C色止め
すきな色の濃さになったら、色止めのために塩を入れて溶かします。溶けたら火を止めて下さい。
D水洗いをする
そのまま冷ましましょう。冷めたら布を取り出して水洗いします。
E陰干しして終了
水洗い後軽く絞ったら陰干しして乾いたら完成です。