毛穴に脂肪が詰まって炎症を起こしているのがにきびです。余分な皮脂を除いて、肌を清潔に保つのが、にきびに対処する秘訣。そのためには単にスキンケアだけでなく、食生活に留意することも重要です。にきびで悩んでいるときは動物性脂肪を多くふくむバターや乳製品、肉類などを節制して、脂質が少ない和食を心がけましょう。
−目次−
1
大根おろしでにきびを予防、分解
2
アロエベラをつける
3
ハト麦茶でにきび体質を追い出す
4
お茶で洗顔
【1】大根おろしでにきびを予防、分解
大根に含まれるイソチオシアネ−トは殺菌作用が強い成分です。また酵素のリパーゼは脂肪を分解する働きが。大根おろしをすったら、おろした汁をコットンにとります。にきびや脂っぽい皮膚にはたくように塗って、にきびを予防、対処しましょう。
【2】アロエベラを塗る
アロエベラの成分、サリチル酸には抗菌・抗炎症作用があるため、アロエベラをにきびに塗ると、にきびの原因となるバクテリアの繁殖をおさえるとともに、にきびの炎症を鎮めてくれますよ。
・使いかた
(1)パッチテストを行う
アロエベラをそのまま塗ると、肌が弱い人はかぶれてしまうケースも。まずはスキンケアでは当然のパッチテストを行いましょう。肌が柔らかくて目立たない二の腕などの場所にアロエを塗ります。24時間そのままにして異常がないいかどうかを確かめます。問題なければ顔の目立たない部分に少量ぬって、24時間観察。かゆみや赤身などが出たらアロエの使用は中止して下さい。問題なければ次のステップに。
(2)生葉をよく洗って、熱湯消毒します。
(3)アロエベラを手ごろな大きさにカットして、両端のトゲ部分を切り落とし、皮を薄くむきます。
(3)アロエベラの、ミキサーなどで細かく砕いてペーストに。
(4)ペーストをスプーンですくいとり、にきびに塗ります。その際、菌の繁殖を防止するため、直接手でペーストには触らない。5分ほどしたら38度程度のぬるま湯で洗顔します。完全乾燥する前に洗顔することがポイント。あとは通常通りのスキンケアをして。
【3】ハト麦茶でにきび体質を追い出す
麦の仲間ハトムギはその滋養の高さから、中国では漢方薬として古来から用いられてきました。成分のビタミンB群やカリウム、たんぱく質が健康な素肌をつくるとともに、コイクセノライドという特有の成分が、ニキビの発症を予防します。ハト麦茶をお茶代わりに飲むことで、にきび体質が改善できます。
【4】お茶で洗顔
緑茶の殺菌作用はにきびにも効果的です。詳しくはこちらをご覧ください。
>>お茶で洗顔