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暮らしに役立つおばあちゃんの知恵袋

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〒879-1505大分県速見郡日出町
川崎1612番地1

揚げ物料理は難しくない

揚げ物料理は難しいと感じている人は多いもの。そこでおいしい揚げ物が簡単にできるおばあちゃんの知恵をご紹介します。

−目次−
天ぷらに適した油は?
揚げ物に使う油を長持ちさせるには
魚の天ぷらは衣に紅茶を加える
ジャガイモで揚げ油の温度を一定にする
サクッと揚げるにはベーキングパウダーをプラス
イカの上手な揚げ方
かきフライのコツ
魚は二度揚げする
コロッケを揚げる際はまず冷蔵庫で冷やしておく
10上手な唐揚げのコツはビニール袋を使う
11おいしく冷凍ポテトを揚げるに
12唐揚げがカラリ。その秘訣は?
13豚カツ「サクサク」のコツ

1天ぷらに適した油は?
揚げ物にどの天ぷら油を使うかは、好みによりますが、ゴマ油とサラダ油を、混ぜた揚げ物はおいしいですよ。コツはサラダ油にゴマ油を3割から5割ほど混ぜます。ゴマ油の風味が効いて、おいしい天ぷらに。しかも油切れの悪いゴマ油を、サラダ油が補うため、カラリとおいしい天ぷらに。



2揚げ物に使う油を長持ちさせるには



揚げ物に2〜3回使って黒ずんできた揚げ油。再度使う時は、揚げ物の前に梅干しを1〜2個、きつね色になるまで揚げましょう。油がサラッとしてきて長く使えますよ。アルカリ性の梅干しが、揚げて酸化した油を中和してサラッとさせるのです。
(1)揚げる前に使い済みの油の中へ梅干しを1〜2個入れます。
(2)梅干しがきつね色になったら梅干しを取り出します。油がサラッとしていますよ。

●油の替えどき
油が黒ずんで粘り気でねっとりしてきたり、色が濁ったり、泡がたちにくくなったり臭いがしてきたら、油の酸化が進んでいる証拠です。油を新しいものと変えましょう。



3魚の天ぷらは衣に紅茶を加える


卵に紅茶を混ぜ、これで小麦粉を溶いて衣を作ります。紅茶の香りで魚の臭みが消えてプロ風の味に。紅茶は水出ししたものならさらにGood。



4ジャガイモで揚げ油の温度を一定にする



低温でじっくり加熱する揚げ物を作る際、揚げ湯の温度の調整は、なかなか難しいもの。そんなときはジャガイモの皮をむいて1p角に切ったものを2〜3個油に入れておくと、火力を調節しなくてもジャガイモの水分で、揚げ油の温度が一定に保ちやすくなります。



5サクッと揚げるにはベーキングパウダーをプラス

  

揚げ物をサクッとさせたいときは、衣にベーキングパウダーを加えます。分量の目安は、小麦粉カップ1/3に対してベーキングパウダー小さじ1/2です。



6イカの上手な揚げ方

イカははねやすいといいますが、イカには2枚の皮があり、表面の1枚をむいただけであげると、もう1枚の皮の内側に含まれている水分が油をはねるのです。表面の皮は手で引っ張るとすぐにとれますが、透明なもう一枚の皮をとるには、イカをさっと熱湯にくぐらせてから、乾いた布でしごくようにすると、簡単にとれますよ。こうしたうえで切り目を入れて、小麦粉を薄くまぶして衣をつけて揚げるのです。



7かきフライのコツ
カキフライの衣は揚げる直前につけますが、衣をつけたら、和紙の上に数分間寝かせてから揚げれば、衣がはがれません。



8魚は二度揚げする

小さな魚を揚げる場合は、衣を薄くして、油は180度の高温で揚げます。さっと短時間で揚げましょう。オオアジやサバなど、大きな魚は包丁で切り目をつけて、熱を通しやすい状態にしておいてから、最初は160度くらいの低温で揚げて熱を中まで通し、次に180度くらいの高温で表面に焦げ目がつくくらいに揚げるのがコツです。



コロッケを揚げる際はまず冷蔵庫で冷やしておく

コロッケはジャガイモをつぶして、炒めたタマネギやひき肉と混ぜ合わせますが、その際ジャガイモが冷えていると調理がやりにくいので、まだ温かいうちに行います。しかしこの中身があたたかいままで揚げると、破裂してだいなしに。いったん冷蔵庫に入れて冷やしてから、180度の油でサッと揚げましょう。



10上手な唐揚げのコツはビニール袋を使う


唐揚げ粉を鶏肉にまんべんなくつけることができると、おいしい唐揚げが出来上がります。一番簡単な方法は、小麦粉かかたくり粉をビニール袋へ入れておいて、それから下味をつけた鶏肉を袋の中に入れます。ビニール袋の口しっかりもって振ると、粉が全体にまぶされます。手も汚れず、後片付けも簡単です。



11おいしく冷凍ポテトを揚げるには
冷凍ポテトをおいしく揚げるには、熱い油に入れて揚げないこと。まずポテトを鍋に入れて、それから油をひたひたに注ぎます。鍋をかける火は中火で。この火加減でじっくり揚げると、油も少量で、油ハネが少ない、カリッとした歯ざわりがいいポテトが揚がります。



12唐揚げがカラリ。その秘訣は?
唐揚げをおいしく揚げるコツは、上新粉と片栗粉の割合にあります。1対1の割合に混ぜた衣を使うと、カラッとした唐揚げが。上新粉が肉が持っている水分を吸収して外に逃がすため、香ばしい揚げ上がりになるのです。まず下味を整えた肉に上新粉1と片栗粉1の割合で混ぜた衣をまぶします。衣をつけたら低温の油で揚げて下さい。きつね色になったらできあがりです。



13豚カツ「サクサク」のコツ
豚カツには生パン粉を使います。これがサクサク豚カツを揚げるコツ。賞味期限が長い乾燥パン粉を使うのが一般的ですが、豚カツ屋さんで使われているのは生パン粉の方。生パン粉の豚カツはボリューム感出て、歯ざわりがいいサクサク豚カツが揚がるのです。乾燥パン粉を用いる場合は、霧吹きで水分を与えて、適度な湿り気を加えてから使いましょう。