打撲や捻挫、脱臼の腫れ・痛みをおさえるには、昔から伝わるサトイモ湿布が一番です。熱を伴う痛みや腫れの特効薬という治療師さんも。サトイモは患部の痛みや熱をとる作用に優れていて、サトイモ湿布で怪我から救われたアスリートも数多くいます。
■用意するもの
・サトイモ
・小麦粉
・ガーゼまたはラップ
■湿布の仕方
1サトイモの皮をむきます。薄くむくと皮にはかゆみ成分があるため、皮が残らないように厚くむいてください。
2むいたサトイモはすりおろします。
3むいたサトイモにサトイモの1割分のおろしたショウガと、サトイモと同量の小麦粉を混ぜあわせて湿布薬をつくります。
4ラップまたはガーゼの上に湿布薬をとり、1センチ程度にのばして患部に貼ります。はがれないように上からしっかり包帯やテープなどで止めましょう。
5四時間ほどしたら、乾ききらないうちに取り換えます。
★肌が敏感な人はかゆみをおぼえることもあります。そういう場合は湿布する患部に薄くベビーオイルを塗るか、サトイモの代わりにじゃがいもを使ってもOKです。