部屋の消臭には気を使いますね。市販のシュッとひと噴きの消臭剤は便利だけど、エコの問題やからだへの影響が気になります。そこで身近な食材や自然な素材をつかって、部屋の臭い消しを行ってみませんか?
−目次−
【1】
茶殻で消臭
【2】
炭を使う
【3】
コーヒーかす
【4】
重曹を置く
【5】
乾燥させたみかんの皮を燃やす
【6】
ペンキの臭いはタマネギで消臭
【7】
酢でも臭い消し
【8】
保冷剤で消臭剤を作る
【1】茶殻で消臭
緑茶には消臭効果をはじめ、殺菌・抗菌作用も。緑茶は市販の消臭剤にも用いられているほどの消臭パワーが。緑茶の消臭剤は室内の消臭に用いるほか、衣類の消臭にクローゼット、靴の臭いをとるために靴箱においても。
・作り方
(1)お茶を飲んだ後の茶殻をざるやボウルなどの、通気性のよい容器にためておきます。
(2)たまった茶殻を陰干しして、からからに乾かせましょう。
(3)乾燥した茶殻をお茶パックに入れて、室内ほか、クローゼット、靴箱におきましょう。
参考記事 茶殻を炒れば爽やかなお茶の香りで部屋の悪臭を消臭できます》
茶殻で焼き魚の臭いをとる
【2】炭を使う
炭には表面にたくさんの孔が開いていて、臭いの粒子をこの孔の中に吸着させます。ですから消臭力は、炭の量が多ければ多いほど強い、ということになります。また消臭対象も、実は炭により異なります。炭には白炭と黒炭の二種類があり、備長炭などの白炭はアルカリ性で、木炭の黒炭は酸性です。室内消臭に関しては、この白炭と黒炭をまぜたものを部屋の中においておくのがよく、白炭オンリ−は靴箱、黒炭オンリ−はトイレや押し入れ、クローゼットに向いているといわれています。しかし専門的な細かいことは気にしないで、種類を問わずに炭による消臭を行っても、大きな差はないと思われます。
【3】コーヒーかす
コーヒーかすも表面に無数の孔を持っています。この孔に臭い粒子を吸着させます。コーヒーかすがある程度溜まったら、お茶パックなどに入れて、室内消臭に活用しましょう。参考記事
生ごみにコーヒーかす
【4】重曹を置く
弱アルカリ性の重曹は、生ごみや汗などの酸性の臭いを中和して、消臭する効果が。空気に触れる面積が大きいほど消臭力がありますから、重曹粉末を広口の容器に入れて部屋に置いておきます。
【5】乾燥させたみかんの皮を燃やす
みかんの皮を天日に干して、からからに乾燥させます。これを蚊取り線香の網やアルミホイルなどの上におきて火をつけて燃やしましょう。芳香の煙が昇り立ってお部屋は爽やかな香りに。
【6】ペンキの臭いはタマネギで消臭
模様替えにペンキを使ったときの部屋の臭いは、タマネギで消しましょう。タマネギを八切りにして、水に浮かべておきます。するとペンキの臭いが3日ほどで消えていきます。手についたペンキの臭いもタマネギで消せますよ。
【7】酢でも臭い消し
酢には消臭作用が。のみならず抗菌、殺菌の働きもあります。酢をコップに入れたら、空気が流れる棚などの上に置いておきましょう。また好きなエッセンシャルオイルを数滴まぜると、楽しい芳香効果が得られます。