食器類や野菜、果実などを洗うところだから、シンクのお掃除には、消毒液や洗剤をたっぷり使うのはなるべくさけたいもの。昔からのおばあちゃんの知恵には、自然な素材を使った汚れ落としの方法があります。
−目次−
・シンク
1
茶がらでシンク洗い
2
シンクの水垢は小麦粉と酢
3
果物の皮を使って
4
根菜の切れ端で洗う
5
シンクのさびにケチャップ
6
絞った後のレモン
7
飲み残したビールで
8
使用済みのラップをまるめてタワシに
9
シンクの油汚れは濡れた新聞紙で拭き取る
10
少量の酢
・蛇口
10
蛇口の水垢は
11
蛇口のすき間掃除
1茶がらでシンク洗い
使い終わった緑茶のパックでシンクのお掃除。お茶パックでゴシゴシとこすると、緑茶成分のタンニンが、油などの汚れを分解して落としてくれます。タンニンには抗菌作用もあり、シンクが清潔に。
2シンクの水垢は小麦粉と酢
シンクの汚れは目についた時にスポンジで洗っていると、のちのち大変になることはありません。でもそれをうっかりやり損ねると、水垢がついてしまいます。こういう時は小麦粉3、酢1の割合の小麦粉ペーストを作って、柔らかいスポンジにつけて磨きましょう。クレンザーやナイロンたわしでごしごし磨くと、ステンレス製のシンクは傷ついてしまうので注意して。
3果物の皮を使って
スイカなどの皮や柑橘類の皮には、シンクの汚れを落とす作用が。こすり洗いした後はピカピカに。
4根菜の切れ端で洗う
大根やニンジンなどの根菜の切れ端に重曹をつけて磨き洗いをしましょう。油で曇ったシンクの輝きが戻りますよ。
5シンクのさびにケチャップ
トマトケチャップの酸は、シンクや排水口のさびや黒ずみを落とす力が。ソースでもOK。ためしに10円玉をケチャップで磨けばピカピカに。
6絞った後のレモン
レモンなどに含まれる酸には、シンクの汚れを分解する作用があります。搾ったレモンがあれば、お掃除に使いましょう。搾りかすでも大丈夫ですよ。直接汚れにかけて、スポンジなどで拭き取ります。最後は酸をしっかり処分してくださいね。酸が残っているとサビの発生に。水拭きしてしっかり落としましょう。
7飲み残したビールで
ビールのアルコールと酵素が、シンクについた汚れを分解してくれます。飲み残しのビールが出たら試してみて。スポンジにビールをつけて、シンクをこすります。クレンザーに頼る必要のない汚れ落ちですよ。
8使用済みのラップをまるめてタワシに
使用済みのラップは捨てないで。丸めてタワシのようにしてこすると、油汚れなども楽々落ちていきます。これはラップの成分には界面活性剤の働きをする成分が含まれているため。
9シンクの油汚れは濡れた新聞紙で拭き取る
シンクが油でべとべと汚れた時には新聞紙を使いましょう。1/4くらいに切った新聞紙を少し水で濡らしたら丸めて拭き掃除をします。油が取れていきますよ。
9少量の酢で殺菌
スポンジに酢をとってシンクまわりを拭き掃除。量は少量でOK。酢の殺菌効果でぬるぬるの原因の菌をおさえます。
・蛇口
1蛇口の水垢は
蛇口の根元や周囲に白くてかたい汚れができていたら、それはアルカリ性の汚れの水垢です。こういう場合は酸性の洗剤で中和してとることができますが、酸性洗剤は成分が強くて材質を劣化させることもあり、ここはおだやかなクエン酸を使って。クエン酸洗剤は百円ショップでも売っています。250ccの水に小さじ1/2分の1を溶かしたクエン酸をスプレーボトルに入れて水垢へ直接噴霧してください。あとはスポンジでこすり洗いを。最後は水拭きすれば終了です。
2蛇口のすき間掃除
蛇口の根元などのすき間を掃除する際は、古ストッキングを使って。ストッキングの脚部分を切り離し、両端を両手で持ったら、蛇口の根元のすき間に食い込ませてこすり洗いしましょう。水でぬらしたストッキングにクリームクレンザーをつけて使用します。