−疲れ目対策の目次−
(1)
疲れ目に番茶湿布
(2)
クランベリーのハーブティーを飲む・湿布
(3)
ニンジン・ホウレンソウ
(4)
ドライアイはまばたきで緩和
(5)
アキレス腱の疲れが取れると目がパッチリ
(6)
ホットドリンクの湯気で目を潤す
(7)
目玉体操で目の筋肉をほぐそう
毎日のスマホやパソコンで、私たちの目は悲鳴をあげています。でも目薬や医薬品に頼らずとも、昔ながらのおばあちゃんの知恵を使えば、疲れもスッキリ、優しく癒されていきますよ。
(1)疲れ目に番茶湿布
おやおや、どうしたの? 目がまっ赤。疲れ目ですか。こういう時はね、番茶湿布がよいのですよ。ボウルに濃いめの番茶200mlを入れて、自然塩を2g加えます。次にガーゼを中に浸して軽く絞り、閉じたまぶたの上に乗せましょう。ガーゼが冷えてきたら取り替えます。これを15分ほど続けると、目の疲れがスッキリ、充血も改善されていきますよ。番茶の成分には消炎作用や、目と目のまわりの血流を促す働きがあり、目の疲れをいやしてくれるのです。番茶の代わりに熱めのお湯200mlと塩小さじ1/5を使って、同じようにガーゼで湿布しても同様の効果が。湿布時間は、塩の場合は3分で結構です。最後にお湯で目を洗ってくださいね。使った後の紅茶のティーバッグの水を切り、閉じた目の上にのせるのも、簡単ですが、やはり疲れ目に効果がある方法です。
(2)クランベリーのハーブティーを飲む・湿布
目の疲れを回復する成分、アントシアニンを豊富に含むのがクランベリーのハーブティです。まずはこのお茶を飲んで体内から目の疲れを癒しましょう。そしてまだあたたかいそのティーバッグをまぶたの上にのせて3分ほど目を温めると、目の疲れも改善されていますよ。
(3)ニンジン・ホウレンソウ
目の乾燥や視力低下が気になる方は、積極的に、ニンジンやホウレンソウを食べましょう。これらに含まれるビタミンAには、こうした目の悩みを改善する力が。ニンジンやホウレンソウは熱に強いので、炒め物やパスタ、グラタンにして食べると効率よく吸収できます。またニンジンはジュースにして飲むのも手軽です。ニンジンジュースは体を温める効力も。目の乾燥が気になる方は、お茶やコーヒーを飲むときに、加湿器代わりに湯気を目に当てながら、こめかみをゆっくりマッサージしてみてください。目の辛さが緩和されていきますよ。
(4)ドライアイはまばたきで緩和
ドライアイからくる目の疲れは、まばたきを意識的にすることで緩和できます。軽いまばたきは乾いた目を潤すほどの涙が出てきません。まぶたを下までしっかりおろす、意識的に強いまばたきを繰り返しましょう。
(5)アキレス腱の疲れが取れると目がパッチリ
ある鍼灸師さんの話ですが、目が疲れている時には、意外なことに、アキレス腱が硬くなっていることが多いそうです。目がしょぼしょぼする時は、うつぶせになって、アキレス腱の硬さをチェックしてみるのがお奨めだとか。つま先を伸ばしても、足首が床に着かない場合は、アキレス腱の疲れも重症で、足首を回したり、アキレス腱をゆるめるストレッチを行うと、アキレス腱がゆるむと同時に、目の疲れも軽減すると話します。また足首までをお湯につける足湯も、大変効果的。42度くらいのお湯に、足し湯をしながら足首までつかります。15分ほどつかればOK。アキレス腱がゆるんでくると、不思議なことに、目の疲れも治って、目がパッチリしてくるそうです。
(6)ホットドリンクの湯気で目を潤す
お茶や紅茶、コーヒーなど、ホットドリンクで一息つくときは、その湯気を目に当てて加湿しましょう。エアコンや暖房が効いている部屋は乾燥しています。息抜きの時には必ず行うこと。
(7)目玉体操で目の筋肉をほぐそう
目の疲れがひどい人は、仕事を横に置いて、2時間に1回は目玉体操を行いましょう。
@顔をうごかしてはNGです。目玉だけ左右の斜め上をシッカリ見ます。
Aつぎに水平の左右。右一杯に目を動かしたら次は左。
B斜め下の左右へしっかり目玉をうごかします。
C以上を5回行いましょう。