皮脂や石けんかす、湯あかなどの汚れで、浴室はいっぱいです。加えて室内にはカビが発生したり、ピンク色の「ロドトルラ」という酵母菌なども。こびりつく手前では簡単に落とせるこうした汚れも、いったん固まってしまうと、落とすには手間がかかります。入浴したついでにカビ落とし、汚れ落としを心がけると、一年を通じて浴室の清潔さを保つことができますよ。
-目次-
【1】
入浴した後の浴槽の掃除の仕方
【2】
熱湯シャワーで簡単お掃除
【3】
酢と重曹で湯あか水あかを同時に落す
【4】
蛇口のくもりや汚れは練り歯磨きを使う
【5】
ジャガイモの皮で鏡の曇り止め
【6】
お湯が出にくいシャワーヘッドは酢で
【7】
バスグッズは残り湯につけ置き洗い
【8】
浴槽の落ちない汚れは酢で湿布
【9】
ピンク色の「ロドトルラ」
【10】
お風呂に入って汚れを落とす
1
重曹湯で汚れ落とし
2
ゆず湯で湯船のお掃除
【11】
湯船の黒ずみに酢
【12】
車用のハンドワイパーで浴室の水滴を切る
【13】
つまりがちの排水口は重曹ペーストで
【14】
洗面台はセルローススポンジを使う
【15】
ブラシの汚れはシャンプーで落とす
【1】入浴した後の浴槽の掃除の仕方
(1)シャワーで洗浄

浴槽全体にシャワーをかけて、汚れをざっと流しましょう。また浴槽内に残った水分の中に浴槽の汚れが浮いてきますので、スポンジ洗いが楽になります。シャワーの代わりに残り湯をかけてもOKです。
(2)スポンジ洗い

浴槽内の浮いた汚れをスポンジでこすって落とします。
その際重曹をつけて洗うと、酸性の皮脂汚れなどが落ちていきます。週に1回は行いたいものですね。
また浴槽掃除の時に、古いパンストを丸めて、スポンジやたわし代わりに使っても。パンストは網目が細かいので浴槽を傷つけることもなく、湯垢がスッキリ落ちて掃除がはかどりますよ。
(3)輪ジミ防止に乾拭きする

乾いたタオルで残った水分をしっかり拭けばお掃除は終了です。浴槽内に水滴が残っていると、やっかいな輪ジミになる恐れが。
【2】熱湯シャワーで簡単お掃除

掃除する時間的な余裕がない時は、浴槽はもちろん、浴室全体にも熱いシャワーをかけましょう。カビの原因となるバクテリアのエサ(石けんカス)を洗い流して、室内を殺菌できます。
・古いナイロンタオルでカビ落とし
しっかりした素材で研磨力があるナイロンタオルは浴室の壁や浴槽、洗面台のカビ落としにピッタリ。ボディを洗うタオルなので浴槽を傷つけません。
【3】酢と重曹で湯あか水あかを同時に落す


浴槽の湯あかや、水あかが目立ってきたら、酢と重曹の力を借りて一掃しましょう。水あかはアルカリ性、湯あかは酸性の汚れなので、水あかには酢が、湯あかには重曹が力を発揮します。まず重曹を汚れ全体に振りかけてから、酢を十分に含ませたスポンジで、ごしごしこすり落とします。酸性&アルカリパワーが、浴槽をピカピカに。もちろん浴槽だけでなく、浴室の汚れにも使って下さいね。
【4】蛇口のくもりや汚れは練り歯磨きを使う

練り歯磨きの細かい粒子には、研磨作用のある成分が含まれています。水道の蛇口が曇ったら、古歯ブラシに練り歯磨きをつけて、蛇口を軽くこすり洗いしましょう。ピカピカになりますよ!
【5】ジャガイモの皮で鏡の曇り止め

曇った鏡は使いづらいものですね。こういう時はジャガイモの皮を使えば曇り防止に。ジャガイモの皮の成分には、石けんと同じ界面活性剤の働きがあります。皮の内側で鏡を磨いてから、布で乾拭きをすれば、鏡の曇りが防止できて光が戻りますよ。
【6】お湯が出にくいシャワーヘッドは酢で

シャワーヘッドからお湯の出が悪くなったら、酢で洗浄してみましょう。シャワーヘッドの目詰まりの原因は、ヘッドの目についている白いカス。これは水道水に含まれるミネラル分が乾いたものです。そこで洗面器に熱湯を満たして、酢を1/2カップ入れます。この中へシャワーヘッドをひと晩つけておきましょう。翌朝、古歯ブラシで目をこすれば、目づまりはスッキリ解消です。
・マチ針を指す方法も
シャワーヘッドに詰まったカルシウム分やゴミは、シャワーの出を悪化させます。こういう時はマチ針を穴に刺してゴミのお掃除をしましょう。
【7】バスグッズは残り湯につけ置き洗い

バスチェアや洗面器、浴槽のふたなどのバスグッズは、石けんかすで汚れやすいものです。しかしバスグッズのお掃除は、ひとつひとつ行うと手間がかかります。そこで入浴後の浴槽にお湯を少し残しておいて、重曹1カップを溶かします。そこへバスグッズを1時間ほどつけ置き洗いするのです。それでも落ちない場合は、重曹を直接ふりかけて洗います。
【8】浴槽の落ちない汚れは酢で湿布
頑固な浴槽のふちの黒ずみや、湯あかの輪ジミ。掃除をする身にとっては、なかなか手ごわい相手です。こうした落ちない汚れに効果的なのが、酢の湿布です。キッチンペーパーを酢に浸して、これで汚れを上からおおいましょう。30分ほど放置したら、スポンジでこすって落とします。
【9】ピンク色の「ロドトルラ」

浴室の床やタイルの壁などについているピンク色のカビのようなもの。あれはカビではなくて、実はロドトルラという酵母菌の一種です。ロドトルラが増えると、カビが本格的に繁殖するので要注意。エタノールで消毒すれば撃退できます。
【10】お風呂に入って汚れを落とす
1重曹湯で汚れ落とし


大さじ1~2杯の重曹をお湯に入れた重曹湯は、「美人湯」とも呼ばれる美肌のお風呂。余分な皮脂を落して、湯上りが爽快なのが特長です。お風呂から上がった後、【7】のようにバスの小物をつけ置き洗いしましょう。また湯船にあかもつきにくくなるので一石三鳥です。重曹は天然か食品用のものを。重曹湯は週2回にとどめて下さい。
2ゆず湯で湯船のお掃除
ゆずは体を温めます。冬至にゆず湯に入ると風邪を引かないという言い伝えも。またそれだけではなく、ゆずの酸には、湯あかを落とす働きが。袋に入れた2~3個のゆずをお風呂の中でもんで、果汁を出します。このゆず湯を2週間続けると、頑固な湯あかが落ちたという報告も。敏感肌の方は刺激が強い場合、ゆずの量を加減して下さい。
【11】湯船の黒ずみに酢

酢はアルカリ性の汚れである湯あかを落とす働きが。【3】では重曹と酢で汚れを落とす方法をご紹介しましたが、湯あかだけなら酢だけでもOKです。スポンジに酢をつけたら、バスタブの湯あかをこすり洗いしましょう。あとはシャワーで洗い流します。酸はバスタブを変色させる場合もあるので、目立たないところでまずはテストしてから行って下さい。
【12】車用のハンドワイパーで浴室の水滴を切る
カビの原因は壁や窓、浴槽の水滴です。車や窓掃除用のゴム付きハンドワイパーで、こうした場所の水滴を簡単に切ることが。あとは古タオルで拭いて仕上げます。浴室の水気が減ることでカビが防止できて、後のお掃除が楽ですよ。
【13】つまりがちの排水口は重曹ペーストで

重曹3に対して水1で作った重曹ペーストで、排水口のつまりや悪臭をスッキリ解消できますよ。このペーストを古歯ブラシにつけて、排水口まわりや奥の部分をこすり洗いします。重曹の研磨作用で汚れが落ちていきます。残ったペーストを排水口に流して30分そのまま。その後やかん1杯分の熱湯を中に流します。重曹が発泡して汚れを浮かし、熱湯が雑菌を殺菌。パイプの汚れも悪臭も落ちて、つまりもとれます。
・粉をそのままふりかける
半カップの粉の重曹をそのまま排水口にふりかけたら、半カップのお酢を注いで、30分置いてから熱湯を流し込むと、排水口の目詰まりや臭いを解消することが。
【14】洗面台はセルローススポンジを使う
よく見る洗面台に白く浮き出したものは、水道水のカルシウムが固まったものです。水はねした後、そのままにしておいたのが原因。こういう時は吸水性の高いセルローススポンジに水を含ませて、このカルシウムをふき取りましょう。あとは固く絞って、カルシウムをふきとったところだけでなく、洗面台全体も拭いていきます。金属部分のお掃除にも使えるので便利ですよ。
【15】ブラシの汚れはシャンプーで落とす

少量のシャンプーを洗面器でお湯で溶いて、中で汚れたヘアブラシ2本をこすりあわせて洗いましょう。ブラシに付着した髪の毛や皮脂汚れがきれいに落ちますよ。ブラシが1本の場合は古歯ブラシを使って。