−目次−
1
炊くときの水量
2
はちみつかサラダ油、もち米を加える
3
日本酒か本みりんを入れる
4
大根おろし
5
雑穀を混ぜて炊いても
6
チャーハンや雑炊に
7
甘みがないお米の場合は
8
つやのないお米の場合は
9
どうしようもなくまずいお米には
〔1〕炊くときの水量は多めに
古米は乾燥していて新米や普通米ほどには水分がありません。水分量え多めに入れます。参考》
米の水分量
〔2〕はちみつかサラダ油、もち米を加える
古米はおいしくない! いえいえ、そういうことはありません。おいしくないお米でも、おばあちゃんの知恵を使えば高級米に。炊き始める前に、米3合につき小さじ1杯のはちみつを加えてみましょう。安いお米や古いお米があらあら、おいしさいっぱいのつやのあるお米に大変身。はちみつの甘みや香りは、炊き上がりには消えて、うまみだけが残ります。はちみつがない場合は、サラダ油大さじ1でもOKです。
古米にもち米を加えて炊く方法も。米の1割から1割五分の量のもち米をひと晩水につけてから、古米に加えてみます。案外しっとりした炊き上がりになり、風味もよくなりますよ。水加減は古米にあった普通の水加減で大丈夫です
(米1カップに対して水1カップと60t)。
〔3〕うまみがない米には日本酒か本みりん
米2合あたりに日本酒大さじ1または本みりん大さじ1を入れます。甘みが増してふっくらつやつやの炊きあがりに。加えるお酒やみりんの量の分、水の量を減らしておくこと。
〔4〕古米には大根おろし
米1合につき大さじ2程度の大根おろしを入れると、大根の成分アミラーゼによりでんぷんがおいしく分解されてうま味がアップします。。
〔5〕雑穀を混ぜて炊いても
麦やあわ、ひえ、黒米など、今人気の雑穀を混ぜて炊けば、古いお米もおいしくなります。また雑穀はビタミン類や食物繊維がたっぷり。健康にもよいのです。
〔6〕チャーハンや雑炊に
古いお米は目先を変えて、チャーハンや雑炊、ピラフ、ジャンバラヤなどに料理しても。固い食感がかえっておいしい味わいに変わりますよ。
〔7〕甘みがないお米の場合は
古くて甘みのないお米にはみりんを加えます。米2カップにみりん大さじ1の割合が適量です。加えるみりんの量の分、水の量を減らしておくこと。
〔8〕つやのないお米の場合は
ツヤがなくてパサつくお米の場合は、お米の中にサラダ油を加えましょう。お米カップ2に対してサラダ油小さじ1の割合です。油っぽさもなく、ご飯につやが出ます。
【9】どうしようもなくまずいお米には
ひどくまずいお米には酒、みりん、サラダ油を好みの量で組み合わせて炊いてみて下さい。適量は試す中で見つけて。