うっかり熱いものを置いてできたテーブルの輪ジミや、子供たちの落書き。快適な暮らしを損なう悩みのタネですね。こうしたことへは素早く対処をいたしましょう。
−目 次−
【1】
マヨネーズで輪ジミの対処
【2】
大理石の輪ジミにはレモンと塩
【3】
クレヨンの落書きはアイロン
【4】
張り付いたシールはドライヤーで
参考記事
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テーブルの落書きはみかんの皮で消える!
・
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【1】マヨネーズで輪ジミの対処
熱いものをニス塗りのテーブルの上に置いてしまうと、輪ジミができてしまいます。これは熱でニスが変色してしまうから。こうした輪ジミには、マヨネーズを使います。マヨネーズの乳化した油と酢がニスの変色に作用するため、輪ジミが薄くなるのです。やわらかい布にマヨネーズをとって、輪ジミにすりこむように磨きましょう。最後は乾いた布で乾拭きします。
・輪ジミ防止策は鍋敷き
熱い鍋や飲み物をテーブルに置くときは、必ず鍋敷きや茶たくを敷きましょう。新聞紙や雑誌を代わりに敷くと、インクが溶けてシミになったり、熱で紙が張り付く恐れがあります。
【2】大理石の輪ジミにはレモンと塩
吸水性が高い天然大理石は、鉢や花瓶などの濡れた汚れをそのままにしておくと、輪ジミになってしまいます。こういう場合は柔らかい布にレモン汁と塩をつけて、シミをやさしく磨いていきます。すると輪ジミがだんだん薄くなっていきますよ。最後は固く絞った布で拭き取ります。
【3】クレヨンの落書きはアイロン
クレヨンやクレパスの落書きは、布などでこすると、かえって壁紙や柱などに広がってしまいます。こういう時はアイロンを使いましょう。
(1)落書きの上に布を当てます。次に熱したアイロンをその布に当てます。アイロンの熱でクレヨンの油が布に吸収されます。
(2)上記を繰り返して汚れが取れたら、最後に重曹水に浸した布で拭けばOKです。
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【4】張り付いたシールはドライヤーで
古くなってはがせなくなったシールは、ドライヤーの熱で温めてみましょう。固まったシールののりが熱で溶けて、はがしやすくなりますよ。とれずに残った部分はベンジンか除光液、あるいはアルコールを布に含ませてこすれば、落とせます。
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